・Windows Server 2019でActive Directory環境を構築したい。
・Active Directory環境のパスワードの有効期限をデフォルト42日間から無期限に変更したい。
・具体的な手順を教えてほしい。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- Active Direcory環境のパスワード有効期限(デフォルト42日間)を変更する手順
この記事を書いている私は、某SIerに勤務しながら、
WEB系エンジニア・インフラエンジニアに憧れて、プログラミングおよびインフラ技術の勉強をしています。
こういった私が、解説していきます。
私が実機で試したコマンドや画像を載せて書いています。
記事の信頼性担保に繋がると思います。
Windowser Server 2019でActive Direcory構築する手順(6)パスワード有効期限(デフォルト42日間)を変更
前回の記事
Active Directory環境のグループポリシーでは、パスワードの有効期限がデフォルトで「42日間」に設定されています。
約1か月半後に突然、パスワードの有効期限が切れて慌てないように、パスワードの有効期限を変更する手順を紹介します。
手順①:グループポリシーの管理ツールを開く
Windowsマーク>Windows管理ツール>グループポリシーの管理
「グループポリシーの管理」画面が開く。
手順②:「Default Domain Policy」を編集
グループポリシーの管理>フォレスト>ドメイン>ドメイン名>Default Domain Policy
「Default Domain Policy」を右クリックして「編集」
手順③:グループポリシー管理エディターでパスワードのポリシーを編集
「グループポリシー管理エディター」画面が開く。
コンピューターの構成>ポリシー>Windowsの設定>セキュリティの設定>アカウントポリシー>パスワードのポリシー
デフォルトでは、パスワードの有効期間が「42日間」になっています。
パスワードの有効期間のプロパティを変更
今回は「0 (ゼロ)」を設定して、パスワードを無期限に変更しました。