VMware ESXi 6.7.0 を物理マシンにインストールした手順メモ
前回の記事で作成した、カスタムISO(NICドライバ組み込み済)のインストールCDを使って、自作の物理マシンにVMware ESXi 6.7.0をインストールした手順の紹介です。
前提条件
前回までの記事で紹介した手順で、インストール用CDが作成済みで、BIOSの設定も済んでいる状態であることが前提です。
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手順① インストールCDをDVDドライブにセットして電源ON
UEFI-BIOSでBOOT優先順位はDVDドライブを一番にしておきます。
UEFI-BIOSでVirtualization Technologyを「有効」にしておきます。
手順② インストーラーが起動するまで
「ESXi-6.7.0-20191204001-standard-customized Boot Menu」の青色の画面が表示されます。
そのまま待っているとインストーラが読み込まれます。
「VMware ESXi 6.7.0 (VMKernel Release Build 15160138)」
※ビルド番号15160138は2019/12/05リリースのバージョンです。
VMware ESXi 6.7、パッチ リリース ESXi670-201912001
「Welcome to the VMware ESXi 6.7.0 Installation」
[Enter]キーを押します
手順③ インストール先ディスク選択、rootユーザのPW設定
「End User License Agreement (EULA)」ライセンス同意条項が表示されます。
[F11]キーで次に進みます。
「Select a Disk to Install or Upgrade (any existing VMFS-3 will be automatically upgraded to VMFS-5)」インストール先ディスクを選択します。
(SSD 120GB)を選択して[Enter]キーで次に進みます。
「ESXi and VMFS Found」同じSSDに、ESXiを以前入れていたので、アップグレードか新規インストールかを選択します。
今回は以前のバージョンのファイルは全て削除して、新規インストールしたかったんで、
「Install ESXi, overwrite VMFS datastore」を選択して[Enter]キーで次に進みます。
「Please select a keyboard layout」キーボード配置は、
「Japanese」を選択して、[Enter]キーで次に進みます。
「Enter a root password」は、Rootユーザのパスワードを入力して、
[Enter]キーで次に進みます。
「Confirm Install」「Warning: This disk will be repartitioned.」インストール先を確認して、
[F11]キーで次に進みます。
「Installing ESXi 6.7.0」インストールが始まります。
「Installation Complete」「ESXi 6.7.0 has been installed successfully.」と表示されたら、
インストールが完了です。
「Remove the installation media before rebooting.」DVDドライブから、インストールCDを取り出します。
[Enter]キーで再起動します。
「Rebooting Server」再起動が始まります。
手順④ 再起動すると、ESXiが起動
ESXi 6.7.0 が起動した画面。DHCPでIPアドレスが付与されている。
手順⑤ ネットワークの設定
次はネットワークの設定ですが、ここまで結構長くなったので、
続きは別の記事に記載します。
参考にしたサイト
qiita.com参考書籍
製品の基本やインストールから、各リソースの管理機能、冗長化構成、仮想マシンの動的配置、
設計、パフォーマンスチューニング、アップデート管理などを解説し、
さらに高度な新機能やデータセンタ自体を仮想的に実現するVMwareの展望についても言及します。
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