・VMware Workstation Player 16上のMac OS X 10.6.8(Snow Leopard)からEl Capitanへアップグレードしたい。
・具体的な手順を教えてほしい。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- VMware Workstation Player 16上のMac OS X 10.6.8(Snow Leopard)からEl Capitanへアップグレードする手順
- Mac OS X El Capitanインストール用の起動ディスク作成の手順
この記事を書いている私は、某SIerに勤務しながら、
WEB系エンジニア・インフラエンジニアに憧れて、プログラミングおよびインフラ技術の勉強をしています。
こういった私が、解説していきます。
私が実機で試したコマンドや画像を載せて書いています。
記事の信頼性担保に繋がると思います。
注意:本記事の内容は、私が見た夢の話です。
Mac本体を所有していない方が、MacOSをコピーして他のマシンにインストールして使うことは、ライセンス違反になる可能性があります。
本記事の手順を真似する場合は、すべて自己責任でお願いいたします。
- 本記事の内容
- Snow Leoapardマシンで、El Capitanのインストーラをダウンロード
- 「El Capitanのインストーラ」をインストールする
- Mac OS X El Capitan起動用ディスクの作成
Snow Leoapardマシンで、El Capitanのインストーラをダウンロード
Appleは、Snow Leopardのマシンを、El Capitanにアップグレードするためのインストーラをダウンロードできるように公開しています。
https://support.apple.com/ja-jp/HT206886
約6GBのファイルをダウンロードしますので、数時間かかります。寝る前とかにやるのがよいと思います。
3時間くらいかけて、ようやくダウンロードが終わりました。
「El Capitanのインストーラ」をインストールする
ダウンロードした「InstallMacOSX.dmg」をダブルクリックで展開
InstallMacOSX.pkg を展開
インストーラのインストール
「インストーラのインストール」って、日本語的に何だか変ですね。
アプリケーションの中に「OS X El Capitan インストール」というファイルができる
インストーラのインストールが終わると、アプリケーションフォルダの中に「OS X El Capitan インストール」というファイルが出来上がります。
Mac OS X El Capitan起動用ディスクの作成
Appleの下記のページで、Mac OS X El Capitanの起動ディスクを作成するコマンドが紹介されています。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201372
ターミナルで createinstallmedia
コマンドをやってみるけれどエラー
今回の私の環境では、上記ページのコマンドを実行してもエラーになってしまい、上手くいきませんでした。
sudo /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app
sudo /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app createinstallmedia[403:e07] _CFGetHostUUIDString: unable to determine UUID for host. Error: 35 Ready to start. To continue we need to erase the disk at /Volumes/MyVolume. If you wish to continue type (Y) then press return: y Failed to start erase of disk due to error (-9999, 0). A error occured erasing the disk.
仮想マシンに仮想ディスクを追加して、そこにMac OS Xの起動ディスクを作成する
一度、仮想マシンをシャットダウンして、仮想マシンの設定画面を開きます。
ハードウェアの「追加」
「ハードディスク」を選んで「次へ」
「IDE」を選択して「次へ」
「仮想ディスクの新規作成」を選んで「次へ」
サイズは「40GB」で、「仮想ディスクを単一ファイルとして格納」を選んで「次へ」
「vmdk」ファイルの名前は、次に「El Capitan」をインストールしようとする仮想マシンの名前にします。
新規ハードディスクが追加できました。
仮想ディスク追加後、仮想マシンを起動
仮想マシンを起動すると、以下のエラーメッセージが表示されます。
「初期化」ボタンをクリックします。
ディスクユーティリティ画面が開きます。
追加した方のディスクを選択します。
(右下の「パーティションマップ方式:フォーマットされていません」になっている方のディスクを選びます)
で「適用」をクリック
「パーティション」をクリック。
ディスクがフォーマットされて、名前が「MacOSX」の1パーティションになり、
右下の表示が「パーティションマップ方式:GUIDパーティションテーブル」に変わりました。
フォーマットした追加ディスクにインストーラをコピー
アプリケーションの中にある「OS X El Capitan インストール」を、追加ディスクの中にコピーします。
コピーした「OS X El Capitan インストール」を実行
「続ける」をクリック。
「同意する」をクリック。
「同意する」をクリック。
追加した方のディスクを選んで「インストール」をクリック。
一度、仮想マシンが再起動します。
再起動後、追加した方のディスクの中には、「OS X Install Data」というフォルダが出来ています。
ここまでで、「Mac OS X El Capitan」の起動ディスクの作成が完了しました。
次は、この起動ディスクを使って、新しい仮想マシンに「El Capitan」をインストールする手順になりますが、
少し長くなったので、続きはまた次の記事に書きます。