Oracle 19c で高速リカバリ領域を設定する手順
Oracle のバックアップファイルおよびアーカイブREDOログファイルは、データベースの構成ファイルが配置されるディスクとは別のディスクに出力する必要があります。
同じディスクに置くと、そのディスクで障害が発生したときに、データベースとバックアップの両方が失われてしまい、バックアップの意味が無いからです。
Oracleには、別のディスクへのバックアップを簡単に実現できるしくみ「高速リカバリ領域」が用意されています。 (※Oracle 11g以前のバージョンでは、「フラッシュリカバリ領域」と呼ばれていました)
しかし、「高速リカバリ領域」の設定のやり方が分からない、と悩んでいる方へ、設定の手順を紹介します。
本記事では、下記の内容を解説します。
この記事を書いている私は、某SIerに勤務しながら、WEB系エンジニア・インフラエンジニアに憧れて、プログラミングおよびインフラ技術の勉強をしています。 私が実機で試したコマンドや画像を載せて書いています。 記事の信頼性担保に繋がると思います。
高速リカバリ領域用のディレクトリの作成
[root@SV-PLUTO ~]# mkdir -p /bkup/oracle/flash_recovery_area [root@SV-PLUTO ~]# chmod 777 /bkup/oracle [root@SV-PLUTO ~]# chmod 777 /bkup/oracle/flash_recovery_area
設定前の初期化パラメータの値を確認
[oracle@SV-PLUTO ~]$ sqlplus / as sysdba SQL*Plus: Release 19.0.0.0.0 - Production on 日 2月 2 12:19:52 2020 Version 19.3.0.0.0 Copyright (c) 1982, 2019, Oracle. All rights reserved. Oracle Database 19c Enterprise Edition Release 19.0.0.0.0 - Production Version 19.3.0.0.0 に接続されました。
show parameters db_recovery
[SYS@ORCLCDB] SQL>show parameters db_recovery NAME TYPE VALUE ------------------------------------ ----------- ------------------------------ db_recovery_file_dest string db_recovery_file_dest_size big integer 0
初期化パラメータの変更
alter system set db_recovery_file_dest_size = 10G;
alter system set db_recovery_file_dest = '/bkup/oracle/flash_recovery_area';
初期化パラメータ | 説明 |
---|---|
db_recovery_file_dest_size | 高速リカバリ領域の上限サイズ 上限に達すると、不要な古いファイルを削除して空き領域を確保する。 |
db_recovery_file_dest | 高速リカバリ領域のディレクトリパス データベースの構成ファイルの配置ディスクとは別のディスク上のディレクトリを指定する |
[SYS@ORCLCDB] SQL>alter system set db_recovery_file_dest_size = 10G; システムが変更されました。 [SYS@ORCLCDB] SQL>alter system set db_recovery_file_dest = '/bkup/oracle/flash_recovery_area'; システムが変更されました。
変更後の初期化パラメータの確認
show parameters db_recovery
[SYS@ORCLCDB] SQL>show parameters db_recovery NAME TYPE VALUE ------------------------------------ ----------- ------------------------------ db_recovery_file_dest string /bkup/oracle/flash_recovery_area db_recovery_file_dest_size big integer 10G
アーカイブ先が高速リカバリ領域になっていることを確認
archive log list
[SYS@ORCLCDB] SQL>archive log list データベース・ログ・モード アーカイブ・モード 自動アーカイブ 有効 アーカイブ先 USE_DB_RECOVERY_FILE_DEST 最も古いオンライン・ログ順序 40 アーカイブする次のログ順序 42 現行のログ順序 42
RMANによるバックアップの実行
RMANで接続
rman target /
[oracle@SV-PLUTO ~]$ rman target / Recovery Manager: Release 19.0.0.0.0 - Production on 日 2月 2 12:30:47 2020 Version 19.3.0.0.0 Copyright (c) 1982, 2019, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. ターゲット・データベース: ORCLCDB (DBID=2800378676)に接続されました
RMANでバックアップを実行
backup database plus archivelog delete all input;
RMAN> backup database plus archivelog delete all input; backupを20-02-02で開始しています 現在のログがアーカイブされました。 リカバリ・カタログのかわりにターゲット・データベース制御ファイルを使用しています チャネル: ORA_DISK_1が割り当てられました チャネルORA_DISK_1: SID=59 デバイス・タイプ=DISK チャネルORA_DISK_1: アーカイブ・ログ・バックアップ・セットを開始しています チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにアーカイブ・ログを指定しています 入力アーカイブ・ログ・スレッド=1 順序=38 レコードID=1 スタンプ=1031244545 入力アーカイブ・ログ・スレッド=1 順序=39 レコードID=2 スタンプ=1031244617 入力アーカイブ・ログ・スレッド=1 順序=40 レコードID=3 スタンプ=1031295614 入力アーカイブ・ログ・スレッド=1 順序=41 レコードID=4 スタンプ=1031308997 入力アーカイブ・ログ・スレッド=1 順序=42 レコードID=5 スタンプ=1031315470 チャネルORA_DISK_1: ピース1 (20-02-02)を起動します チャネルORA_DISK_1: ピース1 (20-02-02)が完了しました ピース・ハンドル=/bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/backupset/2020_02_02/o1_mf_annnn_TAG20200202T123110_h3djmz1s_.bkp タグ=TAG20200202T123110 コメント=NONE チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:07 チャネルORA_DISK_1: アーカイブ・ログを削除しています アーカイブ・ログ・ファイル名=/opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/arch1_38_1029317303.dbf レコードID=1 スタンプ=1031244545 アーカイブ・ログ・ファイル名=/opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/arch1_39_1029317303.dbf レコードID=2 スタンプ=1031244617 アーカイブ・ログ・ファイル名=/opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/arch1_40_1029317303.dbf レコードID=3 スタンプ=1031295614 アーカイブ・ログ・ファイル名=/opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/arch1_41_1029317303.dbf レコードID=4 スタンプ=1031308997 アーカイブ・ログ・ファイル名=/bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/archivelog/2020_02_02/o1_mf_1_42_h3djmy67_.arc レ コードID=5 スタンプ=1031315470 backupを20-02-02で終了しました backupを20-02-02で開始しています チャネルORA_DISK_1の使用 チャネルORA_DISK_1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています 入力データファイル ファイル番号=00003 名前=/opt/oracle/oradata/ORCLCDB/sysaux01.dbf 入力データファイル ファイル番号=00001 名前=/opt/oracle/oradata/ORCLCDB/system01.dbf 入力データファイル ファイル番号=00004 名前=/opt/oracle/oradata/ORCLCDB/undotbs01.dbf 入力データファイル ファイル番号=00020 名前=/opt/oracle/oradata/ORCLCDB/statspack.dbf 入力データファイル ファイル番号=00007 名前=/opt/oracle/oradata/ORCLCDB/users01.dbf チャネルORA_DISK_1: ピース1 (20-02-02)を起動します チャネルORA_DISK_1: ピース1 (20-02-02)が完了しました ピース・ハンドル=/bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/backupset/2020_02_02/o1_mf_nnndf_TAG20200202T123118_h3djn6fm_.bkp タグ=TAG20200202T123118 コメント=NONE チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:25 チャネルORA_DISK_1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています 入力データファイル ファイル番号=00017 名前=/opt/oracle/oradata/findtpdb/sysaux01.dbf 入力データファイル ファイル番号=00019 名前=/opt/oracle/oradata/findtpdb/users01.dbf 入力データファイル ファイル番号=00016 名前=/opt/oracle/oradata/findtpdb/system01.dbf 入力データファイル ファイル番号=00018 名前=/opt/oracle/oradata/findtpdb/undotbs01.dbf チャネルORA_DISK_1: ピース1 (20-02-02)を起動します チャネルORA_DISK_1: ピース1 (20-02-02)が完了しました ピース・ハンドル=/bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/9CEEFEB21FA30422E0536A01A8C0BE10/backupset/2020_02_02/o1_mf_nnndf_TAG20200202T123118_h3djnzk4_.bkp タグ=TAG20200202T123118 コメント=NONE チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:15 チャネルORA_DISK_1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています 入力データファイル ファイル番号=00010 名前=/opt/oracle/oradata/ORCLCDB/ORCLPDB1/sysaux01.dbf 入力データファイル ファイル番号=00009 名前=/opt/oracle/oradata/ORCLCDB/ORCLPDB1/system01.dbf 入力データファイル ファイル番号=00011 名前=/opt/oracle/oradata/ORCLCDB/ORCLPDB1/undotbs01.dbf 入力データファイル ファイル番号=00012 名前=/opt/oracle/oradata/ORCLCDB/ORCLPDB1/users01.dbf チャネルORA_DISK_1: ピース1 (20-02-02)を起動します チャネルORA_DISK_1: ピース1 (20-02-02)が完了しました ピース・ハンドル=/bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/9BBF633DE4C603A9E0536A01A8C08D52/backupset/2020_02_02/o1_mf_nnndf_TAG20200202T123118_h3djogn1_.bkp タグ=TAG20200202T123118 コメント=NONE チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:15 チャネルORA_DISK_1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています 入力データファイル ファイル番号=00006 名前=/opt/oracle/oradata/ORCLCDB/pdbseed/sysaux01.dbf 入力データファイル ファイル番号=00005 名前=/opt/oracle/oradata/ORCLCDB/pdbseed/system01.dbf 入力データファイル ファイル番号=00008 名前=/opt/oracle/oradata/ORCLCDB/pdbseed/undotbs01.dbf チャネルORA_DISK_1: ピース1 (20-02-02)を起動します チャネルORA_DISK_1: ピース1 (20-02-02)が完了しました ピース・ハンドル=/bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/9BBF431F50CB79BDE0536A01A8C0E19E/backupset/2020_02_02/o1_mf_nnndf_TAG20200202T123118_h3djoxqh_.bkp タグ=TAG20200202T123118 コメント=NONE チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:15 backupを20-02-02で終了しました backupを20-02-02で開始しています 現在のログがアーカイブされました。 チャネルORA_DISK_1の使用 チャネルORA_DISK_1: アーカイブ・ログ・バックアップ・セットを開始しています チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにアーカイブ・ログを指定しています 入力アーカイブ・ログ・スレッド=1 順序=43 レコードID=6 スタンプ=1031315548 チャネルORA_DISK_1: ピース1 (20-02-02)を起動します チャネルORA_DISK_1: ピース1 (20-02-02)が完了しました ピース・ハンドル=/bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/backupset/2020_02_02/o1_mf_annnn_TAG20200202T123228_h3djpdvv_.bkp タグ=TAG20200202T123228 コメント=NONE チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:01 チャネルORA_DISK_1: アーカイブ・ログを削除しています アーカイブ・ログ・ファイル名=/bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/archivelog/2020_02_02/o1_mf_1_43_h3djpdr2_.arc レ コードID=6 スタンプ=1031315548 backupを20-02-02で終了しました Control File and SPFILE Autobackupを20-02-02で開始しています ピース・ハンドル=/bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/autobackup/2020_02_02/o1_mf_s_1031315549_h3djpg7g_.bkp コメン ト=NONE Control File and SPFILE Autobackupを20-02-02で終了しました
古い不要なファイルを削除
delete obsolete;
RMAN> delete obsolete; Recovery Manager保存ポリシーがコマンドに適用されます。 Recovery Manager保存ポリシーが冗長性1に設定されます。 チャネルORA_DISK_1の使用 次の不要なバックアップおよびコピーが削除されます: Type Key Completion Time Filename/Handle -------------------- ------ ------------------ -------------------- バックアップ・セット 1 20-02-01 バックアップ・ピース 1 20-02-01 /opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/01unf2o1_1_1 バックアップ・セット 2 20-02-01 バックアップ・ピース 2 20-02-01 /opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/02unf2o2_1_1 バックアップ・セット 3 20-02-01 バックアップ・ピース 3 20-02-01 /opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/03unf2or_1_1 バックアップ・セット 4 20-02-01 バックアップ・ピース 4 20-02-01 /opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/04unf2pa_1_1 バックアップ・セット 5 20-02-01 バックアップ・ピース 5 20-02-01 /opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/05unf2pq_1_1 バックアップ・セット 6 20-02-01 バックアップ・ピース 6 20-02-01 /opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/06unf2q9_1_1 バックアップ・セット 7 20-02-01 バックアップ・ピース 7 20-02-01 /opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/c-2800378676-20200201-00 バックアップ・セット 8 20-02-01 バックアップ・ピース 8 20-02-01 /opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/c-2800378676-20200201-01 バックアップ・セット 9 20-02-02 バックアップ・ピース 9 20-02-02 /bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/backupset/2020_02_02/o1_mf_annnn_TAG20200202T123110_h3djmz1s_.bkp このオブジェクトを削除しますか(YESまたはNOを入力してください)。 YES
バックアップ・ピースが削除されました バックアップ・ピース・ハンドル=/opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/01unf2o1_1_1 レコードID=1 スタンプ=1031244545 バックアップ・ピースが削除されました バックアップ・ピース・ハンドル=/opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/02unf2o2_1_1 レコードID=2 スタンプ=1031244546 バックアップ・ピースが削除されました バックアップ・ピース・ハンドル=/opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/03unf2or_1_1 レコードID=3 スタンプ=1031244571 バックアップ・ピースが削除されました バックアップ・ピース・ハンドル=/opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/04unf2pa_1_1 レコードID=4 スタンプ=1031244586 バックアップ・ピースが削除されました バックアップ・ピース・ハンドル=/opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/05unf2pq_1_1 レコードID=5 スタンプ=1031244602 バックアップ・ピースが削除されました バックアップ・ピース・ハンドル=/opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/06unf2q9_1_1 レコードID=6 スタンプ=1031244617 バックアップ・ピースが削除されました バックアップ・ピース・ハンドル=/opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/c-2800378676-20200201-00 レコードID=7 スタンプ=1031244618 バックアップ・ピースが削除されました バックアップ・ピース・ハンドル=/opt/oracle/product/19c/dbhome_1/dbs/c-2800378676-20200201-01 レコードID=8 スタンプ=1031262976 バックアップ・ピースが削除されました バックアップ・ピース・ハンドル=/bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/backupset/2020_02_02/o1_mf_annnn_TAG20200202T123110_h3djmz1s_.bkp レコードID=9 スタンプ=1031315471 9オブジェクトを削除しました
バックアップファイルの一覧の表示
list backup;
RMAN> list backup; バックアップ・セットのリスト =================== BS Key Type LV Size Device Type Elapsed Time 終了時間 ------- ---- -- ---------- ----------- ------------ -------- 10 Full 1.72G DISK 00:00:18 20-02-02 BPキー: 10 ステータス: AVAILABLE 圧縮: NO タグ: TAG20200202T123118 ピース名: /bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/backupset/2020_02_02/o1_mf_nnndf_TAG20200202T123118_h3djn6fm_.bkp バックアップ・セット10のデータファイルのリスト File LV Type Ckp SCN Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ---- 1 Full 4992259 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/ORCLCDB/system01.dbf 3 Full 4992259 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/ORCLCDB/sysaux01.dbf 4 Full 4992259 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/ORCLCDB/undotbs01.dbf 7 Full 4992259 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/ORCLCDB/users01.dbf 20 Full 4992259 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/ORCLCDB/statspack.dbf BS Key Type LV Size Device Type Elapsed Time 終了時間 ------- ---- -- ---------- ----------- ------------ -------- 11 Full 507.51M DISK 00:00:03 20-02-02 BPキー: 11 ステータス: AVAILABLE 圧縮: NO タグ: TAG20200202T123118 ピース名: /bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/9CEEFEB21FA30422E0536A01A8C0BE10/backupset/2020_02_02/o1_mf_nnndf_TAG20200202T123118_h3djnzk4_.bkp バックアップ・セット11のデータファイルのリスト コンテナID: 5、PDB名: FINDTPDB File LV Type Ckp SCN Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ---- 16 Full 4992280 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/findtpdb/system01.dbf 17 Full 4992280 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/findtpdb/sysaux01.dbf 18 Full 4992280 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/findtpdb/undotbs01.dbf 19 Full 4992280 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/findtpdb/users01.dbf BS Key Type LV Size Device Type Elapsed Time 終了時間 ------- ---- -- ---------- ----------- ------------ -------- 12 Full 520.07M DISK 00:00:03 20-02-02 BPキー: 12 ステータス: AVAILABLE 圧縮: NO タグ: TAG20200202T123118 ピース名: /bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/9BBF633DE4C603A9E0536A01A8C08D52/backupset/2020_02_02/o1_mf_nnndf_TAG20200202T123118_h3djogn1_.bkp バックアップ・セット12のデータファイルのリスト コンテナID: 3、PDB名: ORCLPDB1 File LV Type Ckp SCN Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ---- 9 Full 4992286 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/ORCLCDB/ORCLPDB1/system01.dbf 10 Full 4992286 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/ORCLCDB/ORCLPDB1/sysaux01.dbf 11 Full 4992286 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/ORCLCDB/ORCLPDB1/undotbs01.dbf 12 Full 4992286 20-02-02 NO /opt/oracle/oradata/ORCLCDB/ORCLPDB1/users01.dbf BS Key Type LV Size Device Type Elapsed Time 終了時間 ------- ---- -- ---------- ----------- ------------ -------- 13 Full 553.63M DISK 00:00:03 20-02-02 BPキー: 13 ステータス: AVAILABLE 圧縮: NO タグ: TAG20200202T123118 ピース名: /bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/9BBF431F50CB79BDE0536A01A8C0E19E/backupset/2020_02_02/o1_mf_nnndf_TAG20200202T123118_h3djoxqh_.bkp バックアップ・セット13のデータファイルのリスト コンテナID: 2、PDB名: PDB$SEED File LV Type Ckp SCN Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ---- 5 Full 2139406 20-01-10 NO /opt/oracle/oradata/ORCLCDB/pdbseed/system01.dbf 6 Full 2139406 20-01-10 NO /opt/oracle/oradata/ORCLCDB/pdbseed/sysaux01.dbf 8 Full 2139406 20-01-10 NO /opt/oracle/oradata/ORCLCDB/pdbseed/undotbs01.dbf BSキー サイズ デバイス・タイプ経過時間終了時間 ------- ---------- ----------- ------------ -------- 14 6.00K DISK 00:00:00 20-02-02 BPキー: 14 ステータス: AVAILABLE 圧縮: NO タグ: TAG20200202T123228 ピース名: /bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/backupset/2020_02_02/o1_mf_annnn_TAG20200202T123228_h3djpdvv_.bkp バックアップ・セット14のアーカイブ・ログのリスト Thrd Seq Low SCN Low時間 Next SCN Next Time ---- ------- ---------- -------- ---------- --------- 1 43 4992236 20-02-02 4992302 20-02-02 BS Key Type LV Size Device Type Elapsed Time 終了時間 ------- ---- -- ---------- ----------- ------------ -------- 15 Full 17.95M DISK 00:00:01 20-02-02 BPキー: 15 ステータス: AVAILABLE 圧縮: NO タグ: TAG20200202T123229 ピース名: /bkup/oracle/flash_recovery_area/ORCLCDB/autobackup/2020_02_02/o1_mf_s_1031315549_h3djpg7g_.bkp SPFILEも含まれます: 修正時間: 20-02-02 SPFILE db_unique_name: ORCLCDB 含まれている制御ファイル: Ckp SCN: 4992318 Ckp時間: 20-02-02
参考にしたサイト
DBA上級 バックアップリカバリ > 10章 バックアップの管理:SOLDOUT@DB
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