Windows10標準のオンラインストレージ「OneDrive」でローカルPCの容量を節約する効率的な使い方
Windows10に標準でついているオンラインストレージの「OneDrive」を使って、パソコンの容量を節約する効率的な使い方を知りたい、と考えていませんか？
また、OneDriveの容量をお得に増やす方法があれば知りたい、と考えていませんか？
OneDriveの効率的な使い方をするための設定方法を紹介します。 また、お得に1TBまで容量を増やす方法も紹介します。
本記事では、下記の内容を解説します。
- Windows10標準のオンラインストレージOneDriveの効率的な使い方（容量の節約の仕方）が分かる
- さらにお得にOneDriveの容量を増やす方法が分かる
私はこの記事に書いた方法で実際に、PCのローカルの容量は使わずに、
オンラインストレージ上の1TBの容量を使っています。
バックアップデータの保存先や、自宅内でのPC間でのデータの共有ドライブとして使っています。 私が実際に自宅のPCで利用している設定を書いていますので、記事の信頼性担保につながると思います。
Windows10標準のOneDriveの初期設定手順
Windows10のエクスプローラには、標準で「OneDrive」の雲の形のアイコンがある
OneDriveのアイコンを最初にクリックしたときは、まだサインインしてない状態なので、
メールアドレスを入力する画面が出てきます。
OneDriveの基本設定
タスクバーにある「OneDrive」の雲の形のアイコンをクリック
OneDriveのウィンドウが開くので、「その他」をクリックします
「設定」をクリック
「アカウント」タブの「フォルダーの選択」をクリックします
OneDriveフォルダ配下にあるフォルダでオンラインと同期させるフォルダを選択できます。
フォルダごとの容量も表示されます。
OneDriveの容量を節約するための設定方法
OneDriveでは、パソコンのローカルディスクの容量を使わずに、
クラウド上だけにファイルを保存しておいて、そのファイルを使うときだけローカルにダウンロードする、
という形で、ローカルディスクの容量を節約する設定にすることができます。
ファイルオンデマンドを有効にする
設定画面の「設定」タブで、「ファイルオンデマンド」のチェックを入れておきます。
「フォルダーを開く」をクリックします
フォルダを右クリックして「空き容量を増やす」をクリックします
変更前は、「状態」のアイコンがチェックマークの「このデバイスで使用可能」だった
変更後は、「状態」のアイコンが雲のマークの「オンライン時に使用」になった
クラウドストレージの使用中の容量は、1,024GB (1TB)の内の51.9GBを使用しているのに、
ローカルディスクの方の使用中の容量は0KB になっているのが分かります。
PCのローカルディスクの容量はまったく使っていないのに、クラウド上のOneDriveが1TBも使えるのは非常にありがたいと思います
参考サイト
OneDriveの容量を1TBに増やすお得な方法
Windows10の標準機能のOneDriveは、無料で5GBを利用できますが、
正直、5GBなんてすぐに使い切ってしまいますよね。
OneDriveのストレージのみ利用の有料版は、224円／月額で、「100GB」まで増やすことができますが、
それよりもずっとお得に「1TB」まで容量を増やして利用する方法があります。
結論を先に書くと、「Office365」と一緒に利用する。です
「Office365」は、月額利用料を払って、ExcelやWordやPowerPoint、Outlookなどを使うMicrosoftのサービスです。
この「Offce365」を契約すると、その料金の中に、OneDriveの「1TB」分も一緒の含まれているので、
OneDriveをお得に「1TB」も使うことができます。
「Office365」には「Solo」と「Business」があり、どちらも個人でも契約することができます。 少しでも利用料を安く抑えたい方は、「Business」の方がお得です。
 | Microsoft Office 365 Solo
(最新 1年版)オンラインコード版
Win/Mac/iPad インストール台数無制限(同時使用可能台数5台) |
 | Office 365 Business 月額版
購入後サポート付き サブスクリプション (定期購入) |
「Office365」については、別の記事でも詳しく書いていますので、そちらもご覧ください。
ファイルサイズの上限についての注意事項
「Office365 Business」で利用できるOneDriveは、「OneDrive for Business」の容量「1TB」ですが、
アップロードできるファイルサイズの上限が、「15GB」まで、と決まっているようです。
OneDriveの効率的な使い方まとめ
- ファイルオンデマンドを有効にして、ファイルを使うときだけローカルにダウンロードする
- Office365を契約すると、同じ料金でOneDriveを1TB利用することができる
以上、読んでいただきありがとうございました。
