・NECの無線LANルータ「WG2600HS」を、ひかり電話HGWと接続する設定方法を知りたい。
・具体的な手順を教えてほしい。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
この記事を書いている私は、某SIerに勤務しながら、
WEB系エンジニア・インフラエンジニアに憧れて、プログラミングおよびインフラ技術の勉強をしています。
こういった私が、解説していきます。
私が実機で試したコマンドや画像を載せて書いています。
記事の信頼性担保に繋がると思います。
- 本記事の内容
- NECの無線LANルータ「Aterm WG2600HS」の設定方法(ひかり電話HGW配下でブリッジモードで使用)
- 前提条件(今回の環境)
- 今回使用する無線LANルータ「Aterm WG2600HS」
- Aterm WG2600HSの実物
- 設定その①:電源をつなぐ前に、モード切替スイッチを「BR」にしてブリッジモードに変更
- 設定その②:工場出荷時の状態に初期化
- 設定その③:ひかり電話HGWのLANから、AtermのWANへ有線接続。AtermのLANからPCへ有線接続
- 設定その④:AtermにDHCPで割り当てられたIPアドレスを探す
- 設定その⑤:Atermのクイック設定WEBページにログイン
- 設定その⑥:Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)
- 設定その⑦:Wi-Fi詳細設定(5GHz)
- 設定その⑧:管理者パスワードの変更
- 設定その⑨:基本設定で固定IPアドレスを設定
- 設定その⑩:ファームウェアのバージョンを確認
- 設定その⑪:スマートフォンからWi-Fi接続テスト
- まとめ
NECの無線LANルータ「Aterm WG2600HS」の設定方法(ひかり電話HGW配下でブリッジモードで使用)
- 電源をつなぐ前に、モード切替スイッチを「BR」にしてブリッジモードに変更
- 工場出荷時の状態に初期化
- ひかり電話HGWのLANから、AtermのWANへ有線接続。AtermのLANからPCへ有線接続
- AtermにDHCPで割り当てられたIPアドレスを探す
- Atermのクイック設定WEBページにログイン
- Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)
- Wi-Fi詳細設定(5GHz)
- 管理者パスワードの変更
- 基本設定で固定IPアドレスを設定
- ファームウェアのバージョンを確認
- スマートフォンからWi-Fi接続テスト
前提条件(今回の環境)
今回のネットワーク構成のイメージは以下の図です。
今回使用する無線LANルータ「Aterm WG2600HS」
NEC 無線LANルータ PA-WG2600HS Aterm WG2600HS |
選んだポイント
- 日本語のマニュアル、情報がネット上に豊富な国内メーカー製
- 家庭用ルーターと言えば、NECのAterm
- 予算:1万円以下
- Wi-Fi 5 (IEEE 802.11ac)対応で十分(Wi-Fi 6対応の機器はまだ選択肢が少なく、価格が高い。そもそもマンションがVDSLなので上限100Mbps)
- IPv6 (IPoE, IPv4 over IPv6) 対応
- セキュリティは現在主流のWPA2で十分(WPA3までは不要)
この条件で選んだら、「WG2600HS」になりました。
2019年1月発売の製品で、後継機種の「WG2600HS2」が2020年10月に発売されているので、
1世代古いものになり、Amazonでは取り扱いが終了しているみたいです(2021年3月現在)
なので、楽天やYahoo!ショッピングで在庫品が安く販売されてるショップを探せば、5千円くらいの価格で購入できます。
「WG2600HS2」の方も、楽天やYahoo!ショッピングでは、だいたい7千円程度で販売されているみたいです。
NEC PA-WG2600HS2 Wi-Fiルーター Aterm WG2600HS2 [ac/n/a/g/b][無線LANルーター] |
Aterm WG2600HSの実物
本体のサイズは、縦17cm 横13cm 幅4cm ぐらい。
電源がACアダプタ部分が結構大きいです。
オンラインマニュアル
NECのAtermシリーズは、オンラインマニュアルが公開されています。
それでは、私が実際に行った設定方法を紹介していきます。
設定その①:電源をつなぐ前に、モード切替スイッチを「BR」にしてブリッジモードに変更
今回は、ルーター機能はNTTからレンタルしている、ひかり電話HGWを使い、
HGW配下でAtermをブリッジモードで使いたいので、
電源コードをつなぐ前に、モード切替スイッチを「BR」にしておきます。
設定その②:工場出荷時の状態に初期化
マニュアルの手順に従って、工場出荷時の状態に初期化しておきます。
設定その③:ひかり電話HGWのLANから、AtermのWANへ有線接続。AtermのLANからPCへ有線接続
設定その④:AtermにDHCPで割り当てられたIPアドレスを探す
初期化した後のAtermをブリッジモードで接続すると、DHCPで自動でIPアドレスが割り当てられます。
このIPアドレスを何とかして探さないと、クイック設定WEBページにアクセスすることができません。
私の自宅では、LAN内のドメインコントローラー兼DHCPサーバーでアドレスを割り当てているので、
サーバーのDHCPマネージャー画面から、MACアドレスを頼りにAtermのIPアドレスを特定しました。
設定その⑤:Atermのクイック設定WEBページにログイン
http://IPアドレス
IPアドレスが特定できたら、ブラウザでアクセスするとログイン画面が表示されます。
- ユーザー名:admin
- 初期パスワード:本体のラベルに記載の「Web PW」
設定その⑥:Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)
設定その⑦:Wi-Fi詳細設定(5GHz)
SSIDの名前も、デフォルトだと「aterm-xxxx(MACアドレスの後半部分)」になっていて、
Atermであることばバレバレなので、変更しておく方がよいみたいです。
設定その⑧:管理者パスワードの変更
管理者ユーザー「admin」のパスワードを変更しておきます。
設定その⑨:基本設定で固定IPアドレスを設定
DHCPだと、クイック設定WebページにアクセスするためにIPアドレスを探すのが面倒なので、
固定IPアドレスに変更します。
http://固定IPアドレス
変更した固定IPアドレスで、クイック設定Webページにログインし直します。
設定その⑩:ファームウェアのバージョンを確認
「WG2600HS」には、ファームウェアの自動更新の機能が無いので、
現在のファームウェアのバージョンが最新であるかを、サポートページで確認しておきます。
設定その⑪:スマートフォンからWi-Fi接続テスト
まとめ
今回は、NECの無線LANルータ「Aterm WG2600HS」を、ひかり電話HGW配下でブリッジモードで使用する場合の設定手順を紹介しました。
後継の「WG2600HS2」と比べてもほぼ同じ機能で、1世代前のため在庫セールで安くなっているのでおすすめです。
NEC 無線LANルータ PA-WG2600HS Aterm WG2600HS |
NEC PA-WG2600HS2 Wi-Fiルーター Aterm WG2600HS2 [ac/n/a/g/b][無線LANルーター] |