そういうのがいいブログ

SIerで働く30代サラリーマンSEがインフラエンジニアに憧れてLinux・クラウド・AWSの勉強をするブログ

ESXi6.7.0にOracle Linux8.1をインストールする手順(後編)

※[PR]当ブログの記事の中にはプロモーションが含まれています。


ESXi6.7上に仮想マシンを作成してOracle Linux 8.1をインストールする手順(後編)

Oracle Linux8を仮想マシン上にインストールしたいけれど、手順が分からず困っていませんか?

あと、インフラエンジニアになるためにおすすめの勉強法があれば知りたい、と考えていませんか?

前回の記事で、ESXi6.7上に仮想マシンを作成して、Oracle Linux 8.1のインストール画面が表示されるところまでできたので、
その続きで、Oracle Linux 8.1をインストールした手順を紹介します。

Oracle Linux8のインストール手順の解説です

本記事では、下記の内容を解説します。

  • Oracle Linux8のインストール手順
  • インフラエンジニアになるためのおススメの勉強法の紹介

この記事を書いている私は、某SIerに勤務しながら、WEB系エンジニア・インフラエンジニアに憧れて、
プログラミングおよびインフラ技術の勉強をしています。
私が実機で試したコマンドや画像を載せて書いていますので、記事の信頼性担保に繋がると思います。

前編の記事(手順①、手順②まで)

前編の記事に、手順①と手順②までを記載しています。

souiunogaii.hatenablog.com

手順③ Oracle Linux 8.1のインストール(最初に使用する言語を選択)

Oracle Linux 8.1のインストール画面。「Install Oracle Linx 8.1.0」を選択して[Enter]キーで次の画面に進みます


インストーラ起動中の画面


最初の画面で、画面の下の欄に「j」(アルファベットのジェイ)を入力すると、
「日本語 japanese」>「日本語(日本)」になるので、「続行」

手順④ キーボードの言語選択

キーボードレイアウトの画面で、日本語(自動で日本語になっています)になっていることを確認して「完了」


手順⑤ 言語サポート

言語サポートの画面で、日本語(自動で日本語になっています)になっていることを確認して「完了」


手順⑥ インストールソース選択

インストールソースの画面で、「自動検出したインストールメディア」に、
「OL-8-1-0-BaseOS_x86_64」が表示されていることを確認して「完了」


手順⑦ ソフトウェアの選択

ソフトウェアの選択の画面で、今回は以下を選択しました。

  • ベース環境: サーバー(GUI利用しない、サーバーとして必要なパッケージが含まれている)
  • 選択した環境のその他のソフトウェア: 開発ツール(gccやmakeなどの開発関連のパッケージが含まれている)

手順⑧ インストール先の選択

インストール先は、今回はディスクは1つしかないので、既にチェック済になっているので、そのまま「完了」


手順⑨ KDUMPの設定

「kdumpを有効にする」にチェックが入っているのを確認して、「完了」


手順⑩ ネットワークとホスト名

ネットワークとホスト名の画面で、まずEthernetの横の「オン」ボタンをクリックすると、
DHCPで取得したIPアドレスが自動で表示されます。
画面の下の「ホスト名」の欄に、自分で決めたホスト名を入力します。
今回は、固定IPアドレスにしたいので、画面の右下にある「設定」ボタンをクリックします。



IPv4設定」タブで、メソッド=手動、を選択して、
「アドレス」「ネットマスク」「ゲートウェイ」「DNSサーバー」を入力します。


IPv6設定」タブは、メソッド=無視する を選択


設定した内容を確認して「完了」

手順⑪ 日付と時刻の設定

ネットワークとホスト名の設定が終わると、日付と時刻の設定が可能になります。
・地域=アジア
・都市=東京
・ネットワーク時刻=オン
を選択して、隣の歯車マークのボタンをクリック



元々、入力されていたNTPサーバのチェックを外して、
新たに、MFEEDのNTPサーバー3台を追加登録します。

www.mfeed.ad.jp

ここまで終わったら、画面の右下の「インストールの開始」ボタン(青色になっている)をクリック

手順(12) rootユーザーのパスワード設定


手順(13) 一般ユーザーの作成



インストールが完了するまでしばらく待つ

手順(14) インストール完了、再起動

「完了しました!」と表示されたら、画面の右下の「再起動」ボタンをクリック


再起動中の画面

手順(15) ログイン

起動後の画面

Oracle Linux Server 8.1
Kernel 4.18.0-147.el8.x86_64 on an x86_64
Actibate the web console with: systemctl enable --now cockpit.socket
Hint: Num Lock on
"ホスト名" login:


手順(12)で作成した一般ユーザーのユーザー名とパスワードを入力してログイン。
画面にプロンプト「$」が表示されればログイン成功。

手順(16) TeraTermからリモート接続

ここまで終われば、TeraTermからリモート接続でログインできるようになります。




インストール後の基本設定

souiunogaii.hatenablog.com

参考書籍

絶対に損をさせない完全ガイド
圧倒的情報量、この分厚さは伊達じゃない!
全ての管理者・開発者が知っておくべき知識がここにある!

初めて触れる入門者から、第一線で活躍するプロの技術者まで、
あらゆる人の役に立つCentOSガイドの決定版
各種ツールのインストール、設定ファイルの編集、コマンドの実行方法、セキュリティ対策までも詳細に解説!

標準テキスト CentOS 7 構築・運用・管理パーフェクトガイド
(有限会社ナレッジデザイン)

インフラエンジニアになるための勉強のやり方

私は、某SIerに勤務しながら、WEB系エンジニア・インフラエンジニアに憧れて、プログラミングおよびインフラ技術の勉強をしています。

現在の会社で直接担当している業務の中では、決まった技術しか触れないけれど、
「他にも将来役に立ちそうなインフラ技術を勉強したい」「働きながらでもできる効率的なインフラエンジニアの勉強方法を知りたい」と考えている方のために、
①おすすめの書籍と、②おススメのオンライン学習サイト、③おすすめのエンジニアスクールを紹介します。

働きながら勉強するための、おススメの書籍と、オンラインで学習できるサイトの紹介です。

インフラエンジニアの勉強ができるおススメ書籍

朝の通勤時や帰宅時の電車の中や、社外打合せへの**移動中などに勉強するなら、やはり書籍が一番**だと思います。

インフラエンジニアの教科書

LINE社に創業時から在籍しているインフラエンジニア・プロマネの「佐野裕」さんの本です。
twitter.com

膨大なトラフィックをさばくLINE社にて構築・保守を行っている現役エンジニアが記すITインフラの必須知識と経験の数々!
サーバ、OS、ネットワーク機器、データセンター、購買と商談、障害対応、大規模インフラ、成長するために必要なスキルなど、基礎知識から実践まで言及。
ITインフラの世界が理解できる珠玉の1冊!

インフラエンジニアの教科書
(C&R研究所)
佐野裕

1週間でLPICの基礎が学べる本

Linuxの資格「LPIC」の試験対策を初心者向けに書いた入門書です。

Linuxの資格として広く知られているLPICですが、あまり知識の無いまま試験対策を始める人も多いのではないでしょうか。しかし、試験対策書は試験範囲についてのみ解説しているものが多く、初心者が理解するのは困難です。本書は、初心者がスムーズに試験対策を行えるよう、事前に基礎固めを行うLinux入門書です。試験情報や模擬問題も掲載しているので、資格取得を視野に入れた効率的な基礎学習が行えます。

1週間でLPICの基礎が学べる本
第3版 徹底攻略シリーズ
(インプレス)
中島能和

インフラエンジニアの勉強ができるオンライン学習サイト

Udemy (オンライン動画学習サイト)

Udemy(ユーデミー)は、オンラインで動画で学習できるサービスです。
ITエンジニア系の講座もたくさん公開されています。

≫Udemy 世界最大級のオンライン学習サイト

Udemyの特徴

  • ユーザー登録すれば、第1回の講座は無料で視聴できる
  • 無料のコンテンツもある
  • 過去に受講した人の人数や、受講した人の評価も表示されるので選びやすい

≫Udemy 世界最大級のオンライン学習サイト


開発の人気オンラインコース


インフラエンジニアの勉強ができる専門スクール

リナックスアカデミー(ITエンジニア専門スクール)

スクールというと、昼間働いている人には難しいかもしれませんが、
以下に紹介するスクールには、
Linuxサーバとネットワークとを両分野ともに学べるコースが、
夜間・土日での5か月~7か月の期間で用意されています。

リナックスアカデミー(ITエンジニア専門スクール) http://www.linuxacademy.ne.jp


リナックスアカデミーの特徴

  • 初心者でも最短4週間でエンジニアになれる「IT教育専門機関」
  • 100%ライブ抗議の「少人数クラス担任制」
  • 実務スキルを身につける「PBL(Project Based Learning)」が充実
  • 圧倒的な合格実績と「合格保証制度」
  • 就職実績と「就職・転職サポート」が充実

リナックスアカデミーが選ばれ続ける最大の理由、それはIT技術に特化した日本初のIT教育専門機関だからということです。他を寄せ付けないカリキュラムと講師の質で日本No.1のオープンソース専門スクールだと認知されています。
スクールとしては世界で初めてLPI(Linux技術者認定機関)プラチナスポンサーに加盟し、LPI-Jアカデミック認定校第一号スクール、OSS-DBアカデミック認定校第一号スクール、PostgreSQL CE認定校、国内唯一のPHP技術者育成認定校Zend Authorized Training Center など、数々の認定を受けています。 先日来日したLPIC資格試験の開発責任者であるMatthew Rice氏にも、「世界でNo.1と言われる日本の市場で、リナックスアカデミーはNo.1のスクールだと言われている。それは素晴らしいことだ」という言葉を頂いています。

リナックスアカデミー(ITエンジニア専門スクール)の資料請求(無料)について詳しく見てみる

以上、読んでいただきありがとうございました。