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CentOS8にhimemos6.2をインストール手順(エージェント編)【コマンド・画像付き丁寧解説】

※[PR]当ブログの記事の中にはプロモーションが含まれています。

CentOS8にhimemos6.2をインストール手順(エージェント編)


CentOS8.0へhinemos6.2.2(エージェント)をインストールした手順メモ

HinemosエージェントをCentOS8にインストールしたいけれど手順が分からない、と悩んでいませんか?

あと、インフラエンジニアになるためにおすすめの勉強法があれば知りたい、と考えていませんか?

統合運用管理ソフト「hinemos」のエージェントをCentOS8へインストールした手順を、
コマンドと画面スクリーンショット付きで丁寧に解説します。

本記事では、下記の内容を解説します。

  • CentOS8へHinemoseエージェントをインストールする手順
  • インフラエンジニアになるためのおススメの勉強法の紹介

この記事を書いている私は、某SIerに勤務しながら、WEB系エンジニア・インフラエンジニアに憧れて、
プログラミングおよびインフラ技術の勉強をしています。
私が実機で試したコマンドや画像を載せて書いていますので、記事の信頼性担保に繋がると思います。

前回の記事

前回の記事で、hinemosエージェントのインストール用rpmファイルをGitHubからダウロードして、
CentOS8へ事前に必要なパッケージをインストールしておくところまで実施しました。

souiunogaii.hatenablog.com

また、Hinemosマネージャのインストールは別の記事に記載しています。

souiunogaii.hatenablog.com


Hinemosエージェントのインストーラ実行

あらかじめRPMファイルをアップロードしたディレクトリに移動

[root@SV-NEPTUNE ~]# cd /tmp/INST_WORK
[root@SV-NEPTUNE INST_WORK]# ls -l
合計 5120
-rw-r--r-- 1 root root 5239654 1229 23:12 hinemos-6.2-agent-6.2.2-1.el.noarch.rpm

インストールコマンドを実行

# HINEMOS_MANAGER=(HinemosマネージャのサーバのIPアドレス) rpm -ivh hinemos-6.2-agent-6.2.2-1.el.noarch.rpm

以下のように表示されれば完了

[root@SV-NEPTUNE INST_WORK]# HINEMOS_MANAGER=192.168.1.107 rpm -ivh hinemos-6.2-agent-6.2.2-1.el.noarch.rpm
Verifying...                          ################################# [100%]
準備しています...              ################################# [100%]
更新中 / インストール中...
   1:hinemos-6.2-agent-0:6.2.2-1.el   ################################# [100%]
Redirecting to /bin/systemctl status rsyslog.service
Redirecting to /bin/systemctl restart rsyslog.service

Redirecting to /bin/systemctl start snmpd.service

インストール後の言語の確認

# cat /opt/hinemos_agent/conf/hinemos_agent.cfg

「### Environment Attributes」のところで「export LANG=ja_JP.UTF-8」と表示されていることを確認

[root@SV-NEPTUNE INST_WORK]# cat /opt/hinemos_agent/conf/hinemos_agent.cfg
# Copyright (c) 2018 NTT DATA INTELLILINK Corporation. All rights reserved.
#
# Hinemos (http://www.hinemos.info/)
#
# See the LICENSE file for licensing information.

# Software Attributes
HINEMOS_AGENT_ID=
HINEMOS_AGENT_HOME=/opt/hinemos_agent
HINEMOS_AGENT_LOG_DIR=/opt/hinemos_agent/var/log
JAVA_HOME=/usr
HINEMOS_AGENT_SERVICE=hinemos_agent

HINEMOS_AGENT_LOCK_FILE=/var/lock/subsys/${HINEMOS_AGENT_SERVICE}

# Process ID Files
HINEMOS_AGENT_PID=/var/run/${HINEMOS_AGENT_SERVICE}.pid

# Environment Attributes
export LANG=ja_JP.UTF-8

### JVM
JAVA_OPTS=""

### for hostname
HOSTNAME=`hostname`
JAVA_OPTS="${JAVA_OPTS} -Dhostname=${HOSTNAME}"

### TIMEOUT
START_TIMEOUT=3
STOP_TIMEOUT=5

### JVM - GC Log
JVM_GCLOG_OPTS="-Xloggc:${HINEMOS_AGENT_HOME}/var/log/gc.log -XX:+UseGCLogFileRotation -XX:NumberOfGCLogFiles=5 -XX:GCLogFileSize=10M -verbose:gc -XX:+PrintGCDetails -XX:+PrintGCTimeStamps -XX:+PrintClassHistogram"

### JVM - JConsole/VisualVM
#JVM_JCONSOLE_OPTS="-Dcom.sun.management.jmxremote -Dcom.sun.management.jmxremote.port=7100 -Dcom.sun.management.jmxremote.ssl=false -Dcom.sun.management.jmxremote.authenticate=false"

### JVM - DNS Caching
JAVA_DNS_OPTS="-Dsun.net.inetaddr.ttl=0 -Dsun.net.inetaddr.negative.ttl=1"

### JVM - Performance Tuning
# for small systems
JVM_HEAP_OPTS="-Xms32m -Xmx32m -Xss256k"
# for medium systems
#JVM_HEAP_OPTS="-Xms64m -Xmx64m -Xss256k"
# for large systems
#JVM_HEAP_OPTS="-Xms128m -Xmx128m -Xss256k"

### JVM - Out Of Memory
JVM_OOM_OPTS="-XX:+HeapDumpOnOutOfMemoryError -XX:HeapDumpPath=${HINEMOS_AGENT_HOME}/var/log"
export _JAVA_OPTIONS="-XX:OnOutOfMemoryError='$JAVA_HOME/bin/jmap -histo %p >> ${HINEMOS_AGENT_HOME}/var/log/agent_outofmemory_histgram.log'"
#export _JAVA_OPTIONS="-XX:OnOutOfMemoryError='$JAVA_HOME/bin/jmap -histo %p >> ${HINEMOS_AGENT_HOME}/var/log/agent_outofmemory_histgram.log ; /bin/kill -9 %p'"

Hinemosエージェントの起動

起動コマンドの実行

# service hinemos_agent start

以下のように表示されたら起動完了

[root@SV-NEPTUNE INST_WORK]# service hinemos_agent start
Starting hinemos_agent (via systemctl):                    [  OK  ]

起動状態の確認

# service hinemos_agent status
[root@SV-NEPTUNE INST_WORK]# service hinemos_agent status
Hinemos Agent (PID 6250) is running...

Hinemosクライアント画面からリポジトリ登録

エージェントのインストールおよび起動が完了したら、
Hinemosクライアント画面の「リポジトリパースペクティブ画面から管理対象ノードとして登録します。

Hinemosクライアント画面からリポジトリ登録

エージェントをインストールしたサーバのIPアドレスを入力して、「Serch」ボタンをクリックすると、
自動的に検出されるので、そのまま「登録」ボタンをクリック

Hinemosクライアント画面からリポジトリ登録

リポジトリ[ノード]」に追加された

Hinemosクライアント画面からリポジトリ登録

参考書籍

本書籍は、金融機関系システムでの採用実績も豊富な、純国産の統合運用管理製品「Hinemos」を、
製品開発者が自ら書き下ろした本格解説書です。

これから新たにHinemosを使ってみようという方、Hinemosを使っているけどもう少し使い込んでみたい、
という方などにも分かり易いような構成になっています。

・オペレータ向けの操作からエンジニア向け導入ノウハウに対応!
・オンプレミス環境だけでなくAWSVMware環境の運用管理から可用構成までカバー!
・Hinemos技術者認定プログラムのテキストとしても最適!

改訂Hinemos統合管理[実践]入門
(Software Design plusシリーズ)
技術評論社

インフラエンジニアになるための勉強のやり方

私は、某SIerに勤務しながら、WEB系エンジニア・インフラエンジニアに憧れて、プログラミングおよびインフラ技術の勉強をしています。

現在の会社で直接担当している業務の中では、決まった技術しか触れないけれど、
「他にも将来役に立ちそうなインフラ技術を勉強したい」「働きながらでもできる効率的なインフラエンジニアの勉強方法を知りたい」と考えている方のために、
①おすすめの書籍と、②おススメのオンライン学習サイト、③おすすめのエンジニアスクールを紹介します。

働きながら勉強するための、おススメの書籍と、オンラインで学習できるサイトの紹介です。

インフラエンジニアの勉強ができるおススメ書籍

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インフラエンジニアの教科書

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(C&R研究所)
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Linuxの資格「LPIC」の試験対策を初心者向けに書いた入門書です。

Linuxの資格として広く知られているLPICですが、あまり知識の無いまま試験対策を始める人も多いのではないでしょうか。しかし、試験対策書は試験範囲についてのみ解説しているものが多く、初心者が理解するのは困難です。本書は、初心者がスムーズに試験対策を行えるよう、事前に基礎固めを行うLinux入門書です。試験情報や模擬問題も掲載しているので、資格取得を視野に入れた効率的な基礎学習が行えます。

1週間でLPICの基礎が学べる本
第3版 徹底攻略シリーズ
(インプレス)
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インフラエンジニアの勉強ができるオンライン学習サイト

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ITエンジニア系の講座もたくさん公開されています。

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Udemyの特徴

  • ユーザー登録すれば、第1回の講座は無料で視聴できる
  • 無料のコンテンツもある
  • 過去に受講した人の人数や、受講した人の評価も表示されるので選びやすい

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開発の人気オンラインコース


インフラエンジニアの勉強ができる専門スクール

リナックスアカデミー(ITエンジニア専門スクール)

スクールというと、昼間働いている人には難しいかもしれませんが、
以下に紹介するスクールには、
Linuxサーバとネットワークとを両分野ともに学べるコースが、
夜間・土日での5か月~7か月の期間で用意されています。

リナックスアカデミー(ITエンジニア専門スクール) http://www.linuxacademy.ne.jp


リナックスアカデミーの特徴

  • 初心者でも最短4週間でエンジニアになれる「IT教育専門機関」
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リナックスアカデミーが選ばれ続ける最大の理由、それはIT技術に特化した日本初のIT教育専門機関だからということです。他を寄せ付けないカリキュラムと講師の質で日本No.1のオープンソース専門スクールだと認知されています。
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以上、読んでいただきありがとうございました。