そういうのがいいブログ

SIerで働く30代サラリーマンSEがインフラエンジニアに憧れてLinux・クラウド・AWSの勉強をするブログ

Windowser Server 2019でActive Direcory構築(1)ドメインコントローラー

※[PR]当ブログの記事の中にはプロモーションが含まれています。

Windows Server 2019でActive Directory環境を構築したい。
Windows Server 2019でドメインコントローラを構築したい。
・具体的な手順を教えてほしい。

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  1. Windowser Server 2019でActive Direcory構築する手順(1)ドメインコントローラー構築
  2. 役割と機能の追加から「Active Directoryドメインサービス」のインストール
  3. サーバーをドメインコントローラーに昇格

この記事を書いている私は、某SIerに勤務しながら、
WEB系エンジニア・インフラエンジニアに憧れて、プログラミングおよびインフラ技術の勉強をしています。

こういった私が、解説していきます。

私が実機で試したコマンドや画像を載せて書いています。
記事の信頼性担保に繋がると思います。

souiunogaii.hatenablog.com

Windowser Server 2019でActive Direcory構築する手順(1)ドメインコントローラー構築

Windows Serverを使って出来ること、といえば、何といっても「Active Directory」の構築だと思います。

前提(設計)

今回構築するActive Directory環境の設計は以下です。

項目 内容
サーバーOS Windows Server 2019
サーバーのIPアドレス 192.168.1.201/24
サーバーのホスト名 AD-SUN
機能レベル Windows Server 2016
ドメイン名(DNS名) planet.space.com
ドメイン名(NetBIOS名) PLANET

手順①:役割と機能の追加から「Active Directoryドメインサービス」のインストール

サーバーマネージャー>役割と機能の追加

「役割と機能の追加ウィザード」画面が開く

「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択して「次へ」

サーバーを選択して「次へ」

Active Directoryドメインサービス」を選択

確認用の画面が表示されたら「機能の追加」

Active Directoryドメインサービス」にチェック入れて「次へ」

「機能」は何も選択せずに「次へ」

Active Directoryドメインサービス」の注意事項が表示される。「次へ」

インストールオプションの確認をして「インストール」

インストールが始まる。

手順②:サーバーをドメインコントローラーに昇格

「このサーバーをドメインコントローラーに昇格する」をクリック

Active Directoryドメインサービス構成ウィザード」画面が開く

「新しいフォレストを追加する」を選択して「ルートドメイン名」を入力

機能レベル、機能、復元モードのパスワードを入力

DNSオプションは何も指定しないで「次へ」

「NetBIOSドメイン名」を入力(サブドメイン名が自動的に入る)

データベース、ログファイル、SYSVOLのフォルダーはデフォルトのまま

オプションの確認

前提条件のチェック

いろいろ警告が表示されますが、「すべての前提条件のチェックに合格しました」というメッセージが表示されればOKです。

「インストール」をクリックします。

インストールが始まる

手順③:一度、サインアウト、再起動

「このサーバーはドメインコントローラーとして正常に構成されました」
というメッセージが表示されて、自動的にサインアウト、再起動します。

手順④:再起動後、ドメインのAdministratorでログオン

[ドメイン名]\Administratorでログオン

サーバーマネージャー>ローカルサーバー

ドメイン名が設定されていることを確認します。

サーバマネージャー>AD DS

サーバー名を選択して右クリック>Active Directoryユーザーとコンピューター

Domain Controllers にドメインコントローラーとして登録されていることを確認

ネットワークのプロパティでDNSサーバーが自分自身(127.0.0.1)に変更されたことを確認