
ESXi6.7のインストール後に行う初期設定手順
前回の記事で、ESXi6.7をインストールして、無事に起動するところまで実施できましたので、その後に行う初期設定の手順を紹介します。
前提条件
前回の記事で紹介した手順で、ESXi6.7がインストール済であることが前提です。souiunogaii.hatenablog.com
設定手順① 設定画面を開く
[F2]キーを押して、「Customize System」画面を開きます

「Authentication Required」画面で、root ユーザーのパスワードを入力します。

「Configure Management Network」を選択して[Enter]キー

「Network Adapter」を選択して[Enter]キー

「Network Adapters」画面で、使用するNICを選択(1つしか表示されてません)して[Enter]キー

設定手順② 固定IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを登録
「IPv4 Configuration」を選択して[Enter]キー

「IPv4 Configuration」画面で、以下のように設定して[Enter]キー
- Set statinc IPv4 address and network configurationを選択(固定IPアドレスに設定)
- IPv4 Address を入力
- Subnet Mask を入力
- Default Gateway を入力

「IPv6 Configuration」を選択して[Enter]キー

「Disable IPv6 (restart required)」を選択して[Enter]キー

設定手順③ DNSサーバとホスト名を登録
「DNS Configuration」を選択して[Enter]キー

「Use the following DNS server addresses and hostname:」を選択して、以下のように設定して[Enter]キー
- Primay DNS Server 8.8.8.8 (優先DNSはGoogleのパブリックDNSにしました)
- Alternate DNS Server 8.8.4.4 (代替DNSもGoogleのパブリックDNSにしました)
- Hostname XXXXXXXXXX (登録したいホスト名を入力します)

設定手順④ 設定内容を確認、再起動
[ESC]キーを押すと、「Configure Management Network: Confirm」の確認メッセージが表示されるので、[Y]キー

「Restart Host」が表示されてマシンが再起動します。

設定手順⑤ vSphere Web Client画面にログイン
ここまで来たら、サーバ機の画面での直接操作でなく、リモート操作端末から「vSphere Web Client」画面でESXiを操作できるようになります。
Chromeなどのブラウザに、以下のアドレスを入力します。
https:// "ESXiサーバの固定IPアドレス" /
Chromeでは、「この接続ではプライバシーが保護されません」の警告メッセージが表示されます。「詳細設定」ボタンを押します。

「"ESXiサーバの固定IPアドレス" にアクセスする(安全ではありません)」のリンクをクリック

「vSphere Web Client」のログイン画面が表示されます。

rootユーザのパスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリック


無事にログインできました。

この後の設定
続きはまた別記事に記載します。
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souiunogaii.hatenablog.com
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参考にしたサイト
qiita.com参考書籍
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さらに高度な新機能やデータセンタ自体を仮想的に実現するVMwareの展望についても言及します。
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